キッチンの形や収納力は重要ですが、色も大切になります。キッチンの色が床や壁と合わないと、失敗した気分になることもあるでしょう。事前にシミュレーションをして、キッチン本体だけでなく空間の雰囲気をイメージすることが必要です。これから、色を選ぶ時のポイントや人気の色・シミュレーション方法などをご紹介します。
キッチンの色を選ぶ時に意識することとは?
キッチンの配色は「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3要素があります。3要素を上手に取り入れないと、色のコーディネートで失敗する可能性が高いです。
キッチン本体をすぐに交換するのは難しいため、あらかじめシミュレーションをして納得のいく色を選ぶといいでしょう。
ベースカラーとは、床や天井・壁に使われる色です。明るい雰囲気にしたい場合は、ベースカラーを明るい色にします。
メインカラーとはキッチン本体やカーテン・家具などの色で、個性や雰囲気などの演出をしたい時に重要です。
アクセントカラーは模様や小物の色で、ベースカラーとメインカラーとは異なる色を使い、空間をひきしめる役割があります。
人気の色とは?
白色のキッチン
キッチンの色で人気なのが「白色」です。白色はシンプルな印象になりますが、壁や床・小物類がどのような色でも合います。つまり、色のコーディネートで失敗する可能性が低いのです。キッチンの空間を明るくさせ、清潔感も出ます。色で飽きるということも少なく、性別や年代を問わずに使えるでしょう。
白色のキッチンにアクセントを付けたい場合は、扉の淵や取っ手に色を付けることも可能です。銀色や黒色のアクセントカラーを入れると、シンプルなキッチンもお洒落になります。
床は明るい色でも構いませんが、濃いブラウンなどダークカラーにするとメリハリがつきやすいです。また、床を白色タイルにすると、全体的にシンプルな印象になります。
黒色のキッチン
高級感や大人な雰囲気を出したい場合は、「黒色」のキッチンが合います。黒色もどのベースカラーとも合うため、コーディネートしやすいでしょう。
黒色のキッチンは、水垢などの白い汚れが目立つため、注意が必要です。水垢が固まらないうちに取らないと、白いシミや汚れが付いてしまいます。
赤色のキッチン
「赤色」もキッチンで人気の色です。特に白色のインテリアと合うため、床や壁が白色の時にいいでしょう。明るくポップな雰囲気になります。キッチンの赤色は、原色だけでなく、ダークカラーの赤色や薄い赤色などさまざまです。
よって、シミュレーションも十分にした方がいいでしょう。キッチンを赤くした場合は、テーブルやソファなどのインテリアも赤色で揃えると、お洒落な空間を演出できます。
キッチンの色は、どのようにシミュレーションするの?
キッチンの色をシミュレーションしたい場合は、ショールームやキッチン販売店の展示コーナーを参考にします。リフォームの場合は、あらかじめ自宅の床や壁の色を把握し、同じような展示をしているコーナーを見てみましょう。実際に見て色を確認すると、色選びの失敗を防げます。
また、住宅設備機器メーカーやリフォーム会社のホームページには、キッチンの色をシミュレーションするサービスがあります。求めている空間の雰囲気やキッチンの置き場所・形を選択し、その後、本体の色を選択するのです。サイトによっても異なりますが、キッチンパネルや扉・レンジフードの色など、細かく色を組み合わせられます。すぐに選択した色が反映されるため、さまざまな組み合わせでシミュレーションしたい場合はいいでしょう。
キッチンのことならキッチンアカデミーへ!
オーダーキッチンなら、どんな形・どんな色でも思うがままに作ることが出来ます。
自分だけの特別な使いやすいキッチンがほしい!そう思ったら、キッチンアカデミーへお気軽にお問い合わせください。
- Vol.57 オーダーキッチンってなにがちがうの?(Part2) - 2022年7月5日
- Vol.56 オーダーキッチンってなにがちがうの?(Part1) - 2022年7月4日
- 6月のレシピ:ハーブマヨネーズで作るポテトサラダ - 2021年6月4日