新築やリフォームでキッチンを選ぶとき「シンクはどんな素材にすればいいの?」と迷ってしまうことがありますよね。シンクの素材で特に人気なのが、ステンレスと人工大理石、人造大理石とホーローです。この記事では、人工大理石の特徴やメリット・デメリットについて解説します。キッチンは長く使うものなので、自分のライフスタイルに合ったシンクを賢く選びましょう。

人工大理石製シンクのメリットはインテリア性!

□オーダーキッチン施工例-アメリカン・ヴィンテージ(北海道河東郡)オーダーキッチン015アメリカン・ヴィンテージ

人工大理石は樹脂でできた素材です。大理石というネーミングではあるものの、本物の大理石は一切使われていません。よく混同されるものに人造大理石がありますが、こちらは天然の大理石を粉砕して樹脂で固めたもの。人工大理石にはアクリル製とポリエステル製の2種類があり、耐熱性が比較的高く汚れや傷がつきにくいアクリル製のほうが一般的で値段が高めです。

人工大理石製シンクの一番の特徴は、インテリア性に優れ、色や模様のバリエーションが豊富なことでしょう。樹脂を型に入れて成形するものなので、デザインの自由度が高いのが魅力です。特に人気のオープンキッチンでは、シンクのインテリア性が重要なポイントになってきます。お部屋の雰囲気にマッチしたシンクを選ぶという視点も求められるでしょう。

人工大理石なら、シンクとワークトップ(天板)を一体化させた「つなぎ目のないキッチン」を作りやすい点も見逃せません。シンクとワークトップの素材が異なるとつなぎ目ができてしまいます。そこに汚れがたまりやすくなり、割れや劣化の原因になることも少なくありません。つなぎ目のないキッチンならお手入れもしやすいでしょう。

人工大理石製シンクにはデメリットも少なくない

人工大理石のデメリットは、ステンレスに比べると耐熱性・耐久性が低く、傷や黄ばみ、シミがつきやすい点にあります。こまかな傷ならメラミンスポンジを使えば落ちます。しかし、メラミンスポンジ自体が硬い樹脂でできている研磨剤なので、「傷を落とす」というよりは「傷を削り取る」といったほうが正確です。そのため、深い傷を目立たなくすることは難しいでしょう。

樹脂製というとやわらかい素材をイメージする人もいるかもしれませんが、ステンレスよりも硬いので食器を落としたときに割れやすい点にも注意が必要です。逆に、重いものをシンクに落とすとシンクのほうが割れてしまうことも。色の濃い調味料などをこぼしたまま放置しておくと、色が移ってしまいがちな点もデメリットの1つです。紫外線の影響を受けると黄ばんでしまうことも知っておきましょう。

人工大理石製シンクのお手入れ方法は?

人工大理石のシンクをきれいに長持ちさせるには、こまめなお手入れが欠かせません。しかし、硬い金属たわしや研磨剤、みがき粉などでこするのは厳禁です。やわらかい布やスポンジに台所用の中性洗剤をつけてふきましょう。汚れがひどいときはクリームクレンザーや漂白剤などを使うのも1つの方法です。人工大理石は酸やアルカリに弱いため、汚れを取ったあとはしっかり水ぶきして、薬品を完全に落としてから空ぶきしておきましょう。

汚れが落ちにくいときは、メラミンスポンジで削り取るのも効果的。深い傷や染み付いた汚れ、広範囲の変色は自力でなくすのは難しいので、プロに相談してみるのも1つの方法です。人工大理石の耐熱性は年々向上してはいますが、可燃物だという認識は必要です。熱いなべなどを直接置くと変色しやすいため、なべ敷きを活用しましょう。

人工大理石製シンクのなかには、汚れが落ちやすいように表面にコーティングが施されているものがあります。こういったシンクで研磨剤やメラミンスポンジを使うとコーティングがはがれて、かえって汚れが落ちにくくなるため注意しましょう。再度コーティングすることは可能ですが、ついた傷をなくすためには補修が必要です。

キッチンは日常生活に欠かせない場所。しかし、シンクが汚れたり割れたりしても、そう簡単には交換できません。特にシンクとワークトップが一体化しているタイプでは大規模なリフォームが必要になることも。長くつきあっていくことになるため、デザイン性だけでなくお手入れのしやすさについても十分検討して選びましょう。

特にオープンキッチンでシンクの内部がお部屋全体から見えるような場合、シンクが汚れているとお部屋の印象にも影響します。新築やキッチンリフォームではデザインが重視されることも少なくありませんが、メンテナンスのしやすさも大切です。

忙しくてこまめなお手入れができない人や、汚れたらまとめて掃除したいという人には人工大理石のシンクよりもステンレス製のほうが向いているかもしれませんね。プロの料理家や飲食店では衛生さをキープしやすいステンレスのシンクを選ぶのが一般的。シンクの衛生さを重視したい場合はステンレス製シンクを選ぶのも1つの方法です。

シンクの素材にはそれぞれメリットとデメリットがあり、使い方によっても最適なシンクは変わってきます。しかし、基本的に頻繁に取り替えられないものだという点は同じ。長く使うことを考えて、自分のライフスタイルに合ったシンクを選びましょう。

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