オーダーキッチンスクエア

昨年から始まった『キッチンEXPO』(その前身『キッチンコンシェルジュ』から含めると6年目)が今年も6月8日、9日、10日、11日の4日間、東京ビッグサイトで開催されました。

「オーダーキッチンスクエア」には4社8タイプの個性的なキッチンが展示され、加えて水栓金具やアプライアンス、天板の材料、扉の材料などが並び、オーダーキッチンの仕組みや流れがわかりやすく見られるようにしました。

おかげさまで、4日間ともに終始大盛況で、我々出展者のお昼休みもままならないほどのにぎわいでした。
全体的に見ると、来場者数は思っていたほどではなく、閑散としているエリアもかなりあったのですが、私たちのエリアだけは常にたくさんの人が滞在している状態でした。

それだけオーダーキッチンに関する関心が高まっているということでしょう。

その証拠に例年以上にオーダーキッチンの相談件数が増えました。

また、展示会全体を眺めていると、我々以外にもキッチンを並べているブースをいくつか見かけました。
そのすべてが家具屋さんのブースです。つまり、キッチンメーカー以外の会社がキッチンに興味を持ち、それぞれの立場で、ぞれぞれのコンセプトを掲げて新しいキッチンのカタチを模索し、それを市場に投入しようとしているのです。

これは我々にとっても喜ばしいことで、ライバルが増える危機感を覚えるのでは決してなく、逆にキッチン業界の底上げに繋がると見て、喜んでいます。
むしろ脅威に感じているのはメーカーでしょう(いや、ここに出展しない時点でメーカーはそこに気付いていないかも)。

それらも販売力としては家具屋の域を脱することができませんので、それなりのつくり方をします。見た目はメーカーキッチンとはちょっとだけ違うので、おっ!!っという気分になりますが、ディテールを見ると…。

やはり細かいコンサルティングが必要な『本当の』キッチンとなるとオーダーキッチンだと再認識してしまいます。

まだまだ現場の木工所レベルでキッチンに携わっている会社は少なく、その煩わしさから敬遠されがちです。
「オーダーキッチン」を謳っていても、内容を見ると、メーカーキッチンの面材を変えただけというなんとも残念なキッチンだったりします。
でもだからこそ、我々のようなちゃんとオーダキッチンに向き合う会社が際立ってくると思います。

オーダーキッチンの設計にはその前のコンサルティングが必要です。
でもそれは家全体の話の中から導きだすものなので、決してキッチンだけの打合せを細かくしているわけではありません。
レイアウトも決まったカタチはいっさいなく、大きさ、素材、色、つや、アプライアンス、周辺との関係性など、すべてにおいて自由な発想から導きだされます。

私たちキッチンマイスターはキッチンづくりのプロであると同時に、住まいづくりのプロでもあります。
皆さんに最適な間取り、キッチンをご提案します。まずはキッチンマイスターがいる工務店にご相談ください。

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和田 浩一
その類稀なるデザインセンスで「キッチンを武器にした提案」をし、数々の施主をがっちり魅了し続けているインテリアデザイナー和田氏。 2009年度グッドデザイン賞(株式会社INAXと共同)や、住まいのインテリアコーディネーションコンテスト2013(2013 経済産業大臣賞)その他受賞歴多数。「キッチンをつくる―KITCHENING」ほか著書も多数。
和田 浩一
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