価格について
やっぱりどれも高い?
機器類を最低限にとどめてコストを抑えれば、オーダーキッチンの価格は50万円くらいから対応可能です。
オーダーキッチンの構成を考えると、キャビネット、ワークトップ、機器類の3要素に分かれます。
キャビネットは誰が作るのか(大工さん、建具屋さん、家具屋さん)によって費用が違います。
費用の差はディテールに関わります。ワークトップは木、ステンレス、人工大理石、セラミック、天然石などいろいろな物が考えられます。
設備機器では、混合水栓、コンロ、レンジフード、食器洗浄機、ビルトインオーブンなど、様々な機器が用意されています。
これら3要素に関して、どこで作るのか、どんな素材にするのか、どんな機器を導入するのかが価格に大きく反映されます。もちろん全体の大きさも反映します。
機器類を最低限にとどめてコストを抑えれば、オーダーキッチンの価格は50万円くらいから対応可能です。
上を見ると青天井なのですが、輸入キッチンと同等の物を考えると割安になります。
予算が限られていても大丈夫?
お気軽にご相談ください。
オーダーキッチンの構成を大きく分けると、ワークトップ、キャビネット、扉、機器類になります。
キャビネットと扉に関しては実はそれほど大きな差は出ません。ワークトップは材料によって大きく変わります。機器類も同様です。
予算に合わせるということは、それらの要素を整理することですから、ある程度の融通は利くと思います。
もちろん絶対に無理!!という価格もありますが、キッチンマイスターたちは、適切な価格でご提案できますので、お気軽にご相談ください。
素材について
ご要望・お好きなインテリアの雰囲気・ご予算を教えて下さい。
どんな使い方をするのか、どんなインテリアにしたいのか、つまりライフスタイルによってお勧めするキッチンの天板の素材が変わります。
たとえばハードな使い方をされるのであれば、断然ステンレスです。
ナチュラルなインテリアで、メンテナンスを苦にされない(むしろ手をかけることに楽しみを覚える)方でしたら、木の天板もありだと思います。
豪華に魅せたいのだったら天然石など、お客様のご要望、インテリアの雰囲気、ご予算などを総合的に判断してオーダーキッチンをご提案しています。
一般的にはフローリング、タイル、天然石、カーペットなどになるでしょう。
キッチンの床には水に強くて掃除がしやすい素材が基本だと言われます。
性能のことだけを考えるとクッションフロアになってしまいますが、リビングの上質なフローリングにクッションフロアの安っぽさは絶対に合いません。
イマドキの住まいではリビングとダイニング、キッチンが同じ空間に存在することが多いので、わざわざキッチン部分だけの素材を変えることはしません。
リビングに使われる床材は、一般的にはフローリング、タイル、天然石、カーペットなど。
その選択肢の中ではカーペットを除けばそれほど神経質になることはないでしょう。もちろんカーペットにすることは極めて稀な例ですが、それ以外であればそれほど気にすることはないと思います。
メリットやデメリットはある?
ステンレスという素材は、熱や水、酸、汚れ、衝撃などに対して優れた耐性を持っているため、キッチンの素材としてはもっとも理想的な素材です。
金額面で言うと、大量生産するシステムキッチンとは違うので、オーダーキッチンの素材として考えると、それほど大きな価格差にはならないでしょう。
ステンレスの仕上げと言えば、細かい線が一定方向に入る「ヘアライン仕上げ」か、ピカピカに磨く「鏡面仕上げ」が一般的で(システムキッチンに見られるエンボス加工はオーダーキッチンではほとんど採用しません)、その表情が住空間のインテリアとしてはかなりハードな印象になり、敬遠されてきた面もありますが、最近ではランダムにヘアラインを付ける「バイブレーション加工」が出てきて、やわらかい印象になるため、インテリアに馴染みやすくなりました。
また、キャビネットまですべてステンレスのみで作ることもありますが、その場合は接着剤を使わないため、極めて健康的なオーダーキッチンが出来上がります。
ただ最近は、先程の公式よりも高く設定する方が多いようです。
ワークトップの高さは身長に大きく関係します。
一般的には「身長÷2+5cm」という公式がありますが、四肢の長さやスリッパなどを考慮して考えます。
他にも機器類によって物理的に出てくる高さもあります。
たとえば輸入の食洗機を選んだ場合、食洗機をビルトインするために必要な高さは82cmです。
それにワークトップの厚みが加わるので、どうしても86cm以上になってしまいます。
ただ最近は先程の公式よりも高く設定する方が多いようです。
特に海外生活をされた方は、私(身長178cm)でも厳しいくらいの高さをご希望の方が増えています。
このようにワークトップの高さを自由に設定できるのもオーダーキッチンならではのメリットと言えます。
ワークトップの素材は、使い方、インテリアとの相性、予算を考慮して決められます。
2016年4月に開催された「ユーロクッチーナ」では前回まで主流だったクォーツストーンはほとんど見られず、代わりにセラミック系の素材が多く見られました。
メリットやデメリットはある?
デメリットは、反ったり、ねじれたり、割れたりすることです。
無垢材の最大のデメリットは必ず暴れることです。
「暴れる」とは反ったり、ねじれたり、割れたりすることです。
その特性をご理解いただかない限り、無垢材をキッチンに採用すべきではありません。
ですが無垢材の魅力はもっと他のところにあります。
木が持つ力強さ、生命力は何物にも代え難いものです。デメリットはありますが、それを補って余りあるほどに魅力的な素材であることも確かです。
ですが、オーダーキッチンのすべてを無垢材にするのはかなり厳しい選択です。
特にキャビネットは反りが出ると引出しや扉が開閉できなくなってしまいますから、キッチンで無垢材を採用する部位はワークトップであることがほとんどでしょう。
無垢材に限らず、木の最大の欠点は水と傷に対する点です。
水対策は、ウレタン塗装を施すのが一般的です。が、それだとせっかくの木の風合いが損なわれてしまいます。
少し高価ですが、木の風合いを損なわない塗料があるので、それを塗ったり、オイル仕上げとして、きちんとメンテナンスを施すことを忘れなければ、ほぼ問題はないでしょう。
傷に対しては少しだけ気を使う程度でいいと思います。木ですから、万が一傷がついたら削ればいいので。その時は塗装もお忘れなく。
設備機器について
おすすめの機種はお客様の食生活をお聞きしてから最適な機種をセレクトしています。
たとえばIHがいいか、ガスがいいか、グリルは必要か、火力は、デザインは……といろいろな選択肢から最適なひとつを絞り込みます。
まずはお気軽にご相談ください。
機器以外の部分は各会員工務店の通常保証の範囲で対応いたします。
もちろんです!
機器類に関してはメーカー保証がつきます。
メーカー保証が過ぎたものでも、修理ができる限りメーカーが責任を持って修理します。
機器以外のキャビネットや扉、引出しなども各会員工務店の通常保証の範囲で対応いたします。
選び方のポイントやおすすめはある?
そのキッチンに合っているか。特に大きさは気にすべきです。
機能でいうとシャワー式かどうか、泡沫吐水かどうか、手をかざすだけで出てくる自動水栓などをどう考えるかで選んでいただければいいのですが、一番のポイントはデザインです。
そのキッチンに合っているか。
特に大きさは気にすべきです。全体的にシャワー水栓は大きくなりがちです。
面積が大きなキッチンではいいのですが、比較的コンパクトなキッチンでは水栓だけが目立って非常にバランスが悪いキッチンになってしまいます。
最近では輸入の水栓金具も増え、カッコいいデザインの水栓金具も選択肢が増えました。いろんな選択肢の中から素敵な一本を見つけてくださいね。
ご要望や食生活をお聞きししてからおすすめの機種を選びます。
たとえば容量の大きなものが必要であればアメリカ製かメキシコ製。
まるで収納の一部のようにビルトイン冷蔵庫であればドイツ製、単独置きでデザインがすっきりしているのはドイツ製かスウェーデン製などがおすすめです。
お気軽にキッチンアカデミーまでご相談くださいね。
汚れ落ちは圧倒的に違います。
個人的には圧倒的に輸入の60cm幅の食洗機をオススメします。
洗える量が多いということだけでなく、汚れ落ちは圧倒的に違います。
フライパンや鍋、まな板なども洗えますし、シンクで予洗いの必要がありません。
45cmの食洗機を入れるくらいなら、15cm収納を削ってでも60cmをおススメしています。
そんな輸入食洗機にも弱点があります。それは乾燥です。
最近の機種は各社乾燥に関しての工夫を施していますので、以前よりもかなり良くなっています。が、それでも国産の食洗機に比べると見劣りします。
3度食事を家庭でされて、その度に決まったお茶碗とお箸を使われる方は、食事の度に洗って乾燥してあることが前提になるので、容量は少なくても国産の食洗機をオススメします。
もうひとつメーカーを選ぶ基準として、国産であればほぼ問題はありませんが、輸入食洗機の場合に、メンテナンス体制が整っているかを考慮した方がいいと思います。
故障が多いというわけではないのですが、万が一ということがありますから。
リフォームについて
一部だけを数回に分けてリフォームするよりも、まとめて工事された方がトータルのコストは安くなります。
一部だけを数回に分けてリフォームするよりも、LDK全体やお風呂、トイレなどを、まとめて工事された方が、トータルのコストは安くなります。
(材料費は景気や為替相場などに左右されるので確約はできませんが)
壁や床の仕上げ方や、つながりもスムーズになります。
なので、(ご予算が許されるのであれば)一緒にリフォームした方がいいと思います。
もしも数回に分ける場合は、最初にその旨をご相談ください。後に工事しやすいように配管などの工夫を行います。
もちろん、コンロや食器洗浄機などの機械類はさすがにオーダーすることはできなので、最低限の制約は出てきますが、それ以外のところで工夫します。
リフォームの範囲にもよりますが、ダイニングやリビングまで含めていらっしゃるのであれば、そこまでの範囲でキッチンのあり方から考えますので、まずはお気軽にご相談ください。
キッチンだけのリノベーションでも2~3週間の工事期間になりますから、その間はキッチンが使えなくなります。
また、丁寧にガードはしますが、工事中の埃を100%防ぐことは不可能ですので、少々気になるかもしれません。
そのようなことをご了承いただく必要はありますが、住みながら工事をすることも可能ですし、そのようなケースも多く経験しています。
まずはキッチンアカデミーまでお気軽にご相談ください。
その他
どんなキッチンなのか、どこが製作をするのかによって違いますが、家具屋さんで凝ったものを製作した場合で30日〜40日程度かかります。工場の混み具合で多少前後します。
大工さん製作でも現場での作業がどれくらいあるかによって違いますが、家具屋さんほど時間はかかりません。
はい。配線の経路や全体の電気容量などの条件は伴いますが、ほぼご要望通りに付けられると思います。
まずはキッチンアカデミーまでお気軽にご相談ください!
システムキッチンのように決まったサイズはありませんから、マンションの小さなキッチンなど、そんな案件こそオーダーキッチンの出番です。
無理難題、わがままをぶつけてください。
できないものはできないと言いますが、なんとかできるものはなんとかできるように、精一杯考えを巡らせます。
各ご家庭の使い勝手に合わせた最適なプランニングができます。
メーカーキッチンは大量に売ることを目的としているため、多くの人に受け入れられるように開発をしています。
と同時に流通経路も含めたコストを考え なければならないので、自然とやれることが決まってしまい、どのメーカーも似たり寄ったりのキッチンになってしまいます。
悪い言い方をすれば「だいたいの人がだいたい満足するキッチン」それがメーカーキッチンです。
最近では簡易施工型システムキッチンといって、サイズが決まれば引出しの大きさなどが自動的に決まってしまうキッチン(それをシステムキッチンと呼んでいいのかは別にして)が主流です。
もちろんそれが悪いことと言うわけではなく、それで満足できる方やキッチン以外にこだわるところがある方の選択肢としては、充分なプロダクトです。
一方のオーダーキッチンはカタチ(レイアウト)、色、素材、大きさなどはすべての選択肢、可能性の中から選ぶことができます。
食洗機やビルトインオーブンなどの設備機器も正規に輸入されている物であれば何でも選べます。シンクは特注で作ることも可能です。
洋服で例えれば、お店で売っている服はメーカーキッチン、オートクチュールがオーダーキッチンということになり、各ご家庭の使い勝手に合わせた最適なプランニングができます。
あなたのご要望を受け止め、理想のキッチンをご提案させていただきます。
どちらの加盟店にご依頼いただいても結構です。
全国の加盟店にはキッチンのこと、デザインのこと、インテリアコーディネートのこと、多くのことをマスターしたオーダーキッチン・オリジナルの専門家である「キッチンマイスター」が在籍しています。
各店のキッチンマイスターは知識だけではなく、経験も豊富です。
きっとあなたのご要望をしっかりと受け止め、理想のキッチンをご提案させていただけると思います。
また、キッチンアカデミーの加盟店は、もともと地域密着型の工務店です。
新築も建てますし、リフォームもします。中には店舗建築などを得意とされている工務店もあります。
オーダーキッチンだけを単体でご提案するのは勿論のことですが、リビングダイニングやもっと広い範囲での空間提案も併せた最高の生活空間をご提供させていただいております。
家づくりやリフォーム、リノベーションなど、色々なことを遠慮なくご相談くださいませ。
ただ、アフターメンテナンスのことを考慮すると、やはりお近くの加盟店がよろしいかと思います。
なぜならば、私たちキッチンアカデミーでは、ご要望を形にしてお届けすることも大事ですが、お引渡しした後のメンテナンスも大事だと考えているからです。
永く気に入ってごお使いいただき、快適な生活をお送りいただくためには、メンテナンスも大事ですからね。